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複数メーカーの商品が入った自動販売機が無くなる?ジャパンビバレッジ買収が、今後この状況を生み出す理由!

      2016/01/03


飲料事業からの撤退を表明していた日本たばこ産業(JT)が、飲料自動販売機事業も売却する方針を固めたという事が報じられました。

このJTの子会社で自動販売機事業を展開しているのが「ジャパンビバレッジ」という会社です。

普段から注意して見てみると、結構ジャパンビバレッジのトラックを見かける事は多いです。

というのも、自動販売機の保有・展開台数は業界4位の26万台もあるからなのです。

 

1位 日本コカ・コーラ株式会社(飲料メーカー)

2位 サントリーフーズ株式会社 (飲料メーカー)

3位 アサヒカルピスビバレッジ株式会社(飲料メーカー)

4位 株式会社ジャパンビバレッジ(自動販売機オペレーター)

5位 キリンビバレッジ株式会社(飲料メーカー)

 

上記の表でお気づきになるかと思いますが、上位5社の内、ジャパンビバレッジだけが自動販売機オペレーターとして自動販売機を保有しています。

この自動販売機オペレーターというのは、メーカーの枠に縛られずに販売する事が可能なのです。

ジャパンビバレッジの株式は約71%をJTが持っていますので、JTの商品はもちろんの事、提携しているサントリー、アサヒ、キリン、大塚製薬、ポッカなどの商品も自動販売機に投入する事ができます。

そして、この複数のメーカー商品を混在して販売できる自動販売機はコンビ機と言われ、ジャパンビバレッジの主力機となっています。

ただ実は、このコンビ機は好きなメーカーの好きな商品を、自由に取り込めるという事ではないんです。

具体的に説明しますと、各自動販売機の設置ルートにメーカーの装展率というのが決まっているのです。

簡単に言うと展開率ですね。

だいたいメーカーの出資率で、このパーセンテージは決まっているのですが、おおよそ簡単に分けるとJT60%、サントリー15%、キリン10%、アサヒ5%、その他といった具合に決まっており、この数値のメーカー商品を各ルートが保有しているコンビ機に投入していくのです。

これが自動販売機オペレーターのジャパンビバレッジの売りであった、複数のメーカーの商品が入っている自動販売機の真相なのです。

ところが、自動販売機オペレーターのジャパンビバレッジが売却されて、もし飲料メーカーが買収した場合は、さすがにその買収したメーカーの自動販売機に、他社メーカーの商品を展開する訳にはいきません。

今のところ自動販売機事業で競合していた、サントリー、アサヒ、キリン、の大手メーカーが買収に名乗りを上げていますが、仮にこの3社のメーカーの内の1つが買収した場合、今まで見る事ができた複数メーカーの商品が入った自動販売機は、今後見られなくなるでしょう。


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