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ダニエル・デルプシュ先生 映画「大統領の料理人」のモデルシェフが魚介シャラント風スープのレシピを大公開!

      2015/12/31


7日に放送される「あさイチ」では、新企画レジェンドキッチンと題して海外から世界的なシェフを招いて、同時通訳を行いながら、美味しい料理とそのシェフの人生を紹介する予定です。

その第1回目のシェフは、美食家であるミッテラン大統領の専属シェフとなり、映画「大統領の料理人」のモデルとなったダニエル・デルプシュさんで、スクランブルエッグと魚介シャラント風スープのレシピを公開します。

 

大統領の料理人って分かりやすく表現すれば、現在放送中のTBSドラマ「天皇の料理番」のフランスバージョンっていう感じでしょうか。

筆者は、過去にその「大統領の料理人」という映画を観ました。

フランス料理にそれほど思い入れはありませんが、ミッテラン大統領のプライベートシェフを務めた女性の実話が元になっているというのを知り、あの時代に男性主体の厨房の中で女性がどのように仕事をしていたのか興味を持ったからです。

そこで知ったのが、ダニエル・デルプシュさんです。

映画は、いかにも寒そうな南極近くの基地から始まりました。

食堂で歓声を上げるいかにもザ・荒くれ者たちの為に尽くす、おかみさんみたいな女性を映す硬派ドキュメンタリー。

え?この人の前の職場があのお城みたいな所?すごすぎないか?

さて、そこから場面は変わり1988年南フランスの田舎でレストランを営んでいた彼女(役名オルタンス)が依頼主を明かされずにヘッドハンティングされてミッテラン大統領の邸宅に連れてこられます。

これはドッキリじゃないのかと突っ込みたくなりましたが、彼女の家庭的な料理の評判をききつけてジョエル・ロブションの推薦付きで、大統領直々の頼みなわけです。

それならもっと尊重されてしかるべきだと思うのですが、厨房は小さいし、冷蔵庫さえ自由に使わせてくれないし、メインシェフは冷たいし、秘書たちは大統領の好みなど必要な情報もくれないのに脂肪は控えろとか材料費がかさむとかで文句ばかり言ってくるし、蹴って帰ってもよさそうなほどの扱いなのですよ。

しかし、そういう中で衝突を繰り返しながらも彼女の作った料理は見事に大統領の心を掴んだようでした。

観ているこちらが大統領も何か言ってくれればいいのに・・・とやりきれない気持ちになったところで、大統領がある日こっそり厨房を訪れ彼女の苦労を慮るシーンがあり、温かい気持ちにさせられました。

そうすると普通なら彼女の実力を周りも認めてめでたしなのでしょうが、それも裏切られます。

大統領と特別な関係ではと噂され、2年で彼女は大統領の元を離れてしまいました。

その後は冒頭のシーンに戻り、彼女のお別れパーティが開かれる賑やかな場面で映画は終わります。

映画そのものは疑問だらけでやや消化不良感がありましたが、観てよかった映画でした。

主演のカトリーヌ・フロは、ダニエル・デルプシュ本人と会ってみて、極地での時間が彼女の鎮静剤になったと感じたが、それはそれで気骨の強さがないとできないことだと思うと語っていますが、筆者もその通りだと思います。

実際の彼女は過去にTVで観ましたが、美味しいものを誠実に作ろうとする女性に見えました。

彼女が大統領の料理人を務めた期間は2年間、それを短いという人もいます。

もう少し周りとうまくやれればよかったのにという人もいました。

でも、意識改革なんて一人で簡単にできるものではないし、少なくとも、女性で大統領のプライベートシェフが務まったという「前例」を作った人として筆者は彼女をとても尊敬しています。


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