受験英語を制するには?塾講師が英語の点数に伸び悩んでいる生徒にしたアドバイスはコレ!

現在、中学校や高校で英語を勉強している学生さんで英語が苦手な方は多いです。
しかし、高校受験や大学受験では、英語の試験を導入していることが一般的であるため、勉強をする必要があります。
筆者が塾で講師をしていた時に感じたことなのですが、英語が苦手の方はよく間違った勉強の仕方をしているケースがありました。
高校2年生の生徒が大学受験のために英語を勉強しているけれども、全く点数が伸びないと悩んでいました。
筆者は、その生徒がどのような勉強をしているのか観察していると、文法や構文ばかり練習していたのです。
確かに文法や構文も必要ですが、そればかり勉強していても大学受験などでは通用しません。
なぜなら、現在は高校や大学受験の英語の試験問題で大部分を占めているのは、長文読解問題だからです。
むしろ文法や構文問題の割合は年々減少傾向にあります。
そこで筆者は、文法問題よりも単語力をつけて長文を読む練習をするように指導しました。
長文を読むためには単語力は必要不可欠です。
1週間で100個程度は暗記するようにしてもらい、毎日長文の読み方などを練習するようにアドバイスしました。
そのような練習を続けていくことで、長文が読めるようになり、得点に結びつくようになってきました。
確かに構文や文法は、長文を読解する上で必要な能力です。
しかし、最低限のことを理解しておけば、それ以上難しい文法の問題集などを解く必要はありません。
日本の英語教育は他の国に比べて遅れており、学校での指導方法もあまり洗練されたものとは言えない場合もあります。
しかし、試験ではリスニング問題や長文読解などの能力を試されることが多いのが現状です。
特に長文問題では、長文の語数が増えてきており、速読速解する力を必要としています。
速く正確に答えを導きだせるように訓練していくことが必要であるため、学校での英語の授業だけでは対策できないことも考えられます。
よって塾などで信頼できる先生を見つけて、助言をもらったりして対策をすることが重要です。