兼松由香 女子ラグビーサクラセブンズのママさんラガーのWiki!家族とともにリオオリンピックへ!

17日のテレビ朝日「GET SPORTS」は、女子7人制ラグビー日本代表「サクラセブンズ」の兼松由香選手が登場する予定です。
兼松由香(かねまつ ゆか)選手は、愛知県生まれの33歳です。
5歳からラグビーを始めましたが、中学・高校時代は学校にラグビー部が無く、ソフトボールをしていました。
高校3年生の時には、なんと国体にも出場したそうです。
その後の大学でラグビーに転向しましたが、この時から度重なるケガに悩まされてきたそうです。
兼松選手は右ひざや左ひざなどを痛めたことで、何回か手術を経験しています。
ワールドカップセブンズ2009アジア地区予選では、カザフスタンを破った事でワールドカップセブンズに出場できることになりました。
しかし、その大会の1週間前に練習で右ひざの前十字じん帯断裂という大けがをしてしまったのです。
その時に「引退」の2文字が浮かんだそうですが、ラグビーに理解のある夫に励まされ、2013年のW杯セブンズを目指す事ができました。
しかしながら、今度は右ひざの半月板を負傷してしまいました。
リハビリに専念し、なんとか回復しましたが、結局ワールドカップセブンズのメンバーからは外されてしまったそうです。
しかしその後、不屈の魂で日本代表にカムバックし、2014年のアジアシリーズで優勝、翌2015年のワールドシリーズ7位という好成績に貢献しました。
そんな兼松由香選手は、チームの中で最年長の33歳になった今でも現役選手として活躍しています。
そしてチーム最年長選手である兼松選手には、もう一つの顔があります。
それは8歳の子を持つ1児の母親なのです。
兼松選手はもともとは、結婚したり出産するとラグビーを辞めるのが普通で、ラグビーの代表選手として試合に参加する事なども諦めなければならないと思っていたそうです。
しかし、2002年のワールドカップで他国の選手が結婚しても現役を続けているのを見て、考えが変わったそうです。
それ以来、育児をしながら現役で今日まで頑張ってこられたそうです。
現役選手を続けるのが難しいラグビーの世界で、ましてや出産を経験して育児をしながらプレーし続けるのは並大抵の覚悟ではできないと思います。
彼女自身のガッツと家族の応援があるからこそではないでしょうか。
今後も私達にグラウンドに立ち続ける姿を見せ続けてほしいですね。
兼松由香選手のこれから、そしてリオオリンピックでの活躍を期待しています。