夜間中学とは?自主夜間中学からみるニーズの高さと外国人生徒の実態! | ホット一息。

ホット一息。

ホットな話題を、一息ついてるあなたへ

*

   

夜間中学とは?自主夜間中学からみるニーズの高さと外国人生徒の実態!

      2016/01/03


文部科学省は、8日に夜間中学に関する調査結果を公表し、各県に公立の夜間中学の設置を目指すというようなニュースが報じられました。

現在、公立の夜間中学は、8都道府県31校で生徒数約1,850人なのに対して、民間の団体が運営する夜間中学は307カ所で生徒数約7,500人と多く、潜在的なニーズは高いとみられています。

 

夜間中学とは、太平洋戦争時の1940年代の戦中戦後の混乱で義務教育を受けられなかった人を対象にして、正規の学校教育の二部授業として実施されているものです。

中学を卒業していない15歳以上の人が入学することができ、卒業すれば、高校入学資格を得ることができます。
ところが、2014年9月から12月にかけて夜間中学の実情を、文部科学省が調査したところ、実際に夜間中学に在籍している生徒のうち約80%の約1500名が外国人であることが判明しました。

国籍別では、中国人が約800名で、韓国人が約280名、ベトナム人が約100名となっています。

夜間中学の在籍者の大半が外国人である理由としては、日本に働きにきている外国人労働者やその家族が多いようです。

また、彼らが夜間中学に通う目的は「日本語を話せるようになりたい」や「日本語を読み書きできるようになりたい」が多く、実態としては日本語学校の様相を呈しています。
しかし、夜間中学の設立趣旨にもあるように、義務教育を受けられなかった人を対象にしているわけですし、実際に、2010年の国勢調査では義務教育の未修了者が12万人以上いるとされています。

そうした人々に、中学レベルの学力を身につけてもらえるよう、夜間中学の利用を促すことは日本の国力底上げという観点でとても重要です。

国民の識字力が低かったり、中学レベルの学力が身についていないような国家というのは、間違いなく国力も低下してしまうためです。
それに、現代社会では何らかの理由で、中学校在籍中に不登校となってしまう方も多数存在します。

中学校側の配慮で、形式的には卒業していても、中学校レベルの学力を身につけることができていない方が多くいるのです。

そうした不登校経験者は、民間のフリースクールに通って学力を身につける努力をするケースもあるようですが、夜間中学の受け入れ態勢をもっと多様化させて、外国人だけでなく日本人の中学未修了者の受け入れについて方策をあらためて考え直す時期にきていると思います。


 - ホットな記事 ,


error: Content is protected !!