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イギリス(英国)総選挙2015の結果速報!EU離脱論が加速する?

      2016/01/03


日本時間で5月8日午後、英国総選挙の投票と開票が終了し、事前の激戦予想を覆して、保守党が単独過半数を獲得してキャメロン政権の継続を確定させました。

 

英国の議会制度は、上院が貴族院となっており、大半の議員が終身議員となっています。

また、貴族院には実質的な政治的な権限はありません。

このため、直接的に一般国民から選挙で選出される下院に政治的権限が集中しており、英国総選挙が英国国政の命運を握っています。

 

英国という国は、もともと一体的ではありません。

イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズによる連合王国です。

ですから、日本と同じ島国でも、国の成り立ちが日本とはまったく異なります。

とくに英国では、北部に位置するスコットランドが独立や強い自治権限の付与を求めており、今回の総選挙でも、スコットランド問題はひとつの焦点でした。
今回の英国総選挙では、スコットランド地区に割り当てられた59議席中56議席を、スコットランド独立党が獲得し、依然として英国においてスコットランド問題がくすぶり続けることが明白となりました。

そして、保守党は単独過半数を獲得したものの、キャメロン政権はスコットランドに高度の自治を付与することを公約にしていましたので、今後、スコットランド問題は国家分裂をめぐる権力闘争の発生を予兆させる選挙結果となっています。

 

また、今回の英国総選挙で争点となったのがEUからの離脱問題です。

英国は、EUのなかでも経済強国(ドイツなど)が経済弱国(ギリシャなど)を金融支援する構図を嫌っており、EU離脱論が絶えません。

これまで、保守党政権は通貨同盟に参加することはデメリットが大きいとして、EUには参加するものの、通貨ユーロには加盟せず、英国通貨ポンドを使用し続けました。

これが功を奏して、英国は2011年や2012年のユーロ危機に巻き込まれず、2008年のリーマンショック以降、英国経済はいちはやく経済の回復を実現させ、2015年に至るまで経済成長を実現させてきたのです。

保守党は今回の総選挙では、国民にEU離脱論に応えるため、EU離脱を国民に問うために2017年に国民投票を実施すると公約していました。

今回の総選挙で保守党が単独政権を成立させることになるため、今後、この公約実行をめぐってヨーロッパ全体が英国に注目しそうです。


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